そんな思い出話しを書いている最中、なんともタイミングの良い事に、そのトルコに一緒に行った友人から「忙しくて夏休みも取れていないので、今度久しぶりにどこか旅行に行かない?」というお誘いがありました。
彼女は難関な国家資格を所有する所謂バリバリのキャリアウーマンであり毎日とても忙しいので、有給も平日に二日しか取れないとの事。本当は二泊位してちょっと東北あたりまで足を伸ばしたかったのですが、まぁ仕方ないですね。
行先き打ち合わせの為に半休を取ってくれた彼女と四ツ谷のファミレスに行きドリンクバーで何杯もカフェラテを飲みつつ、JRのみどりの窓口や旅行会社に置いてある旅の案内や、更にネットで色々と調べた結果、近場の温泉という事で今回は「鬼怒川温泉」に行く事に決定しました。
温泉地といえば熱川温泉や伊香保温泉には行ったことがありますが、鬼怒川は初めて!
中々歴史のある温泉のようですね。
1691年に沼尾重兵衛が鬼怒川右岸で源泉を発見した所から始まったようですが、重兵衛が下滝村の村人6人で共同浴場を作り年々浴客が増え羽振りが良くなった事から他の村人達のやっかみを受け、この村は日光村の御神領なのだから温泉は奉行所へ返納すべきだという声も上がって奉行所がこの騒ぎに介入し、結局温泉は日光奉行の支配となったという歴史があるそうです。やはりどの時代もお金が絡むと揉めるのは変わらないですね。
日光奉行の支配となってからは日光詣帰りの諸大名や僧侶のみ利用出来る温泉だったようですが、その後次々と源泉が見つかった事もあり明治以降は我々のような一般人にも開放されるようになったとの事。
重兵衛が源泉を発見してから327年が経つワケですが、未だに枯れずに温泉が湧き出ている
という所になんだか歴史を感じますね。
そういえば少し前にTVの報道で、バブル景気崩壊後にレジャーの多様化や、景気悪化による団体客の減少、個々の客のニーズに応えられない老舗旅館の設備やサービス等の問題で鬼怒川温泉も含めて温泉街全体が廃墟化していているという話しを聞いた記憶があるけど、その後どうなっているんだろう。。ちょっと心配。
今回泊まる事にしたホテルに最近宿泊したお客様の口コミなどをネットで読んでみても、
あまりそのような情報は読み取れなかったので多少は回復して来ていると信じて出かけよう。
そんな鬼怒川温泉の観光で、私が内心一番楽しみにしているのは、実は風光明媚な美しい風景でも周辺の温泉巡りでもなく、昔TVCMで頻繁に流れていたあの「♪と~ぶワ~ルドスクエア~~~」という曲でお馴染みの「東武ワールドスクエア」です。
昔から一度は行ってみたくて、でも中々行く機会もなかったのですが、今回ようやく行く事が出来るので楽しみです。
今まで周りにいた人に東武ワールドスクエアに行ってみたいと言うと「えっ、でも小さい作り物でしょ?」と少しバカにしたような感じで言われる事が何度かありましたが、でも今逆にその小さい街をスマホで撮ると本物さながらに写るという事でSNSに挙げるのが流行っているとか。本当にいつ何が流行るか予測不能な時代になりましたね。
海外旅行などここ何年も行けていませんが、ここには世界遺産や有名な建造物が1/25の縮尺で本物さながらに造ってあるそうなので、世界一周をした気分になれますね。写真をバンバン撮ってきたいと思います。
あぁ、温泉旅行楽しみ!
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